いわゆる「地球に優しい生活」は、じつは消費者にとって無駄でしかない。「エコバッグにすると、かえって石油の消費が増える」など、環境を悪化させ、国や自治体の利権の温床となっている身近なエコ生活を一刀両断する。とのこと。それはともかく、先生の元気の秘密は何か?
Body: 多分(いや確実に)、全国のエコロたちが武田邦彦を名指しにして「揶揄・誹謗・中傷」を繰り返していることだろう。ネットなんかでたまたま目に付くものだけをあげてもとんでもない数だ。そのおかげで武田先生はいよいよ頑固になり「似非エコロたちを撲滅することこそわが使命」と考えるようになったのだろう。
理解できるような気がする。
いまのニッポンのエコは一大産業と化してしまった。それで生計を立てている人が増えた(それがなければやる仕事がないお役人やマスコミのエコ担当記者も含め)。彼らにとってはエコは「環境問題」と言うより「おいらのメシのタネ」の問題なのである。当然、理屈よりも職業集団としての組織防衛本能が優先される。武田先生への攻撃も執拗さを増すわけである。
なんだか「ニッポンの農業」と似ている。
偽善エコロジー—「環境生活」が地球を破壊する (幻冬舎新書 (た-5-1))
武田 邦彦
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